今日はみんなでいただくキャンプの食事について紹介します。
エルフィンストンのキャンプ場には大きな食堂があり、毎食みんなその食堂にそろってキャビンとごとにテーブルを囲みます。全体では100人を越える大規模な食事です。
300人以上のキャンパーが一斉に食事をするのではなく、チャップマングループ(低学年のグループ)とダコタグループ(高学年以上のグループ)で時間をずらして2回に分けて食事をします。日本からの参加者は今回全員ダコタグループなので、同じタイミングで食事をしています。
毎回一つのキャビンが前に出て、「いただきます」の歌を歌い、全員でそれを合唱してにぎやかに食事が始まります。メニューはチーズバーガーやラザニア、朝ごはんにはワッフルが出たりします。食事はキャビンごとに協力してテーブルセッティングをし、メインディッシュをみんなで取り分けて食べます。
メインディッシュのほかにサラダバーがあって、野菜は好きなだけ取って食べることができますし、朝はシリアルやフルーツも自由に食べることができます。同じメニューでアレルギーやベジタリアン用の食事も用意されていて、みんなで同じように食事を楽しむことができるように配慮されています。
みんなで頂く食事は本当ににぎやかで、食事が済むとリーダーが先導して大合唱が始まったりするので日本のメンバーははじめ驚いていましたが、これがここでの食事の感謝の仕方、みんなで食べられることを楽しんでいるということを肌で学んでいます。
(カナダ冒険キャンプ引率 郡司 すみれ)