東日本大震災から13年、横浜YMCAでは「3.11をわすれない…」として、古居みずえ監督のドキュメンタリー映画「飯舘村のべこやの母ちゃん-それぞれの選択」の上映会を3月4日にきらら鎌倉(主催 鎌倉YMCA・サムレーンアプサラ)にて、3月9日にオンライン(主催 横浜YMCA震災支援)にて上映会を開催しました。
第一原発事故後、放射線汚染が懸念された福島県相馬郡飯舘村の牛たちは牛乳の出荷も移動も、牧草地の草を食べることも禁じられました。さらには全村避難を余儀なくされ多くの方たちは暮らしと仕事を突然奪われてしまいました。
古居監督が10年以上の撮影・制作期間を経て、飯舘村で牛(べこ)とともに生きてきた3人の母ちゃんたちの悩みや苦しみ、その中でも笑って過ごすたくましさなどをドキュメンタリー映画にしました。鎌倉の会場(対面)とオンラインにて約140人が映画を通して、自分たちにできることを考える時となりました。
上映後には両日とも、古居みずえ監督が取材の様子を語り「一人ひとりが被災地のことを知り、行動していきましょう」と呼びかけました。横浜YMCAでは引き続き募金を受け付けています。
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(震災支援 担当 山添訓)