2016年8月3日水曜日

熊本地震支援活動報告Vol.20

第1次~4次保育士スタッフ派遣による支援活動(阿蘇地域の熊本YMCA保育園)
 4月から7月まで益城町総合運動公園・体育館の避難所等に2人ずつスタッフを派遣していた支援活動は終了し、7月10日からは、全国YMCAチャイルドケア事業からの依頼により、熊本YMCAの阿蘇地域にある4つの保育園の支援のため、横浜YMCAから保育士を1週間の期間にて派遣しています。
 保育士の第1次派遣は、7月10日から16日に甲斐スタッフ(YMCAたかつ保育園)、第2次派遣は、7月17日から7月23日に斎藤スタッフ(YMCAとつか保育園)、小島スタッフ(YMCAいずみ保育園)、第3次派遣は、7月24日から30日に原田スタッフ(YMCAとつか保育園)の計4人を派遣しました。
 4人は、赤水保育園、永草保育園などに派遣され、各園において保育の支援、うぶやま牧場へのお泊り会への引率同行、運動会の準備、交通安全講習などに取り組みました。この期間は暑い日が続いており、熱中症などにならないよう気をつけて行いました。子どもたちの中には、地震の話をしてくる子、落ち着かない子なども見られましたが、保育士たちは、話を良く聞き、寄り添うことをこれまで以上に意識して保育を行いました。4人の保育士たちは、子どもたちにYMCA体操をはじめ、自分たちの保育園で踊っている踊りなどを披露し、園児たちとともに踊りました。阿蘇地域の保育園の子どもたちも、その踊りを気に入ったようで自ら体をめいっぱい使って踊っていました。
 保育士たちは、既に自分たちの園にて保育を行っていますが、熊本での体験を報告し、さらに支援の輪が広がる取り組みを進めていきたいと語っています。
 8月7日からは、川原スタッフ(YMCAいずみ保育園)が派遣されます。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)