横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
2月27日に、長期研修員のアフガニスタン(生命ナノシステム科学研究)の研修員2名がそれぞれ家庭に訪問し、ホストファミリーと終日過ごしましました。
最初の緊張は出会った後の笑顔でほぐれ、ホストファミリーの名前が「駐アフガニスタンの日本の大使と同じ名前ですよね。」などといいながらJICA横浜国際センターを出発していきました。それぞれのご家庭では、昼食として家庭料理を堪能し、日本の四季の風景の写真を見せてもらったり、食後には研修員が植物資源の研究をしていることもあり、植物園や梅園にいったりしたようです。
ご家庭からの感想からは「彼が日本の文化や現在の状況をとても前向きに捉えていたので、うれしくなりました。お互いの国のことを少しですが分かり合えて有意義でした。」また、研修員からは「親世代ぐらいのご家庭でしたので様々なご経験からいろいろな話ができてとても楽しかったです。」との感想がありました。
日本での滞在期間中、日本の家庭に入って生活覗くという体験はなかなかありません。このように、研修員の家庭との交流、また反対に横浜在住の方々にも触れ合いを通してともに視野を広げ、それぞれが理解し合えるような機会を作っていきたいと思います。
受け入れ先としてボランティアに参加してくださったご家庭の皆様にはさまざまな工夫とホスピタリティあふれるおもてなし、そして私たちのプログラムをご理解いただきご協力いただきましたことを心より感謝申し上げます。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)