横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみを持っていただくよう、1月24日(日)にJICA横浜にて県青年国際交流機構のご協力をいただき、書道体験プログラムを行いました。
今回はブラジル7名(日系継承教育研修)・ペルー1名(日系継承教育研修)、ミャンマー1名(電気電子工学)の合計9名の研修員が参加しました。そして講師及び県青年国際交流機構会員の日本人ボランティアの方合計4名による手厚い指導が行われました。
最初に講師から、書道や書初めについての説明が行われた後に、早速見本を見ながら練習を開始し、その後1時間半以上、それぞれの方が集中して真剣に好きな言葉を書くことにチャレンジしました。今回の研修員は日系でしかも教員の方々が多かったとあって、もともと書道の素養がある方も何人かいました。筆さばきは見事なものです。そうではない方々も初めてながら一生懸命がんばってくださり、立派なオリジナル作品を仕上げました。
最後は全員がそれぞれベスト作品を持って、記念写真を撮りました。素晴らしい作品が揃いましたね!
講師によると「日系で教員経験のある方々が多かったので、教える立場としての知識をもう少しお伝えしたかった」とのことでした。また、参加者が止めたりはねたりの筆さばきが難しかったようなので、講師が手を添えて指導したらコツをつかんでくださり、その後はどんどん上手く書けるようになったということでした。参加者の方々は「こういう意味の漢字を書いてみたいのだけど・・・」など、四文字熟語などについて質問し、積極的にご参加くださったようです。
横浜YMCAでは、今後もJICA横浜の研修員の皆さんが楽しみながら日本文化を体験し、日本を身近に感じられる機会を作っていきたいと思っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)