最終日を迎えた「ファンタジーキャンプ」、「いちばん星キャンプ」の子どもたちは、次の人が気持ちよく使えるようにと、3日間の感謝の気持ちを込めて、自分たちの使った部屋の清掃を行い、そして、最後の時間をグループで過ごしました。
―平和を実現する人々は、幸いである。 その人たちは神の子と呼ばれる。―閉村式で読んだ聖書の言葉です。
子どもたちは、キャンプ中に経験したことを通して、
例えば、けんかをしても「ごめんね」と伝えて仲直りできたこと、
お友だちに荷物の整理を手伝ってもらって「ありがとう」と言えたこと、
様々な場面で、心の中に「平和な気持ち」を感じることができたと思います。
私たちYMCAのスタッフ・リーダーは「平和をつくるため」、「平和をつくる子どもたちを育てるため」にキャンプをしています。
子どもたちには、このキャンプの経験を通して、10年後、20年後、その先でも、「平和を実現する人」になってほしいと願っています。
そして、また富士山YMCAに来て、「平和な気持ち」を広げてほしいと思います。
(富士山ウィンターキャンプ 総合ディレクター 金井 淳)