4月18日から24日に第1次として派遣し、主に御船町スポーツセンターの避難所と熊本YMCAの安全対策本部、阿蘇キャンプ場の支援活動を行った依田スタッフ(YMCA福祉専門学校校長)と益城町総合体育館の避難所において避難者のニーズの聞き取りや子どもたちのボランティア「わくわくワーク隊」のコーディネート、社会福祉協議会のボランティアセンターの運営支援などを行った大塚スタッフ(国際・地域事業)は帰浜しました。現地での引継ぎを経て、第2次派遣スタッフとして井上スタッフ(金沢八景YMCA保育園園長)と今村スタッフ(東とつかセンター学童クラブ主任)を24日から30日までの期間で派遣し、主に益城町総合体育館の避難所にて活動しています。
本日28日で地震発生から2週間となりました。震度1以上の地震が1000回に迫る中、熊本県を中心に、なお約3万7千人が避難所に身を寄せています。
約1300人が避難している益城町総合体育館に派遣されている井上スタッフと今村スタッフは、刻々と変化する避難所において、井上スタッフは主にボランティアの受付として、ボランティアセンターや飛び込みボランティアの対応のほか、介護福祉士やヘアカット、トリマー、整体師、メガネ屋などの専門性に特化したボランティアの対応やアレンジを行っています。今村スタッフは、避難者のニーズの聞き取りや避難者とともにゴミ集積場の掃除や分別化に取り組んでいます。
避難所での自治自立ができるよう全国のYMCAから派遣されているスタッフが協働して、熊本YMCAの目指している1カ月先、3カ月先を確認しながら取り組んでいます。
今後は、避難所の高齢者対応や子どもたちへの遊びの機会や学習支援がますます重要になってきています。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)