横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、今回は5月23日に休日プログラムとして、みなとみらいと中華街をまわる半日のツアーを実施しました。
コソボ、マーシャル諸島、スーダン、アフガニスタン、タンザニア、コロンビアから研修で来日した参加者の12名は、1週間前に来日したので今回が日本で初の週末でした。そこで日本が初めての皆さんに横浜や日本のことを知ってもらう機会を設けました。まずは海を見ながら歩き、横浜開港の歴史やみなとみらいの都市開発についてのお話、近くに見えた自動車販売店を見ながら、日本人の車の保有率や国産車と輸入車のシェア率についてお伝えしました。
気持ちの良い天気に恵まれ、ウォーキングに最適な日でしたが、たくさん歩いているので皆さんお疲れではないかと心配でした。しかし、研修員の皆さんは日本のさまざまなことを熱心に聞いてくださり、歩くのも苦ではないとおっしゃってくださいました。
今後はぜひ日本人ボランティアの皆様とともに、来日されたばかりの研修員向けとして、近隣や横浜を知る機会や、初めての日本生活に役立つような情報提供を行っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)