2023年5月17日水曜日

【ウクライナ支援活動】みどりクラブ ナタリア・パラモノワさんの言葉

 5月3日、ウクライナのみなさんのためのフリースペース「みどりクラブ」が十日市場地域ケアプラザで行われました。当日は17名の方が、ピアス作りや百人一首かるたで坊主めくりを楽しんだり、母の日ということで子どもたちはメッセージカードを作ったりして過ごしました。そして参加していたナタリア・パラモノワさんが、横浜YMCAのサポートに感謝し、ひとつのエピソードを聞かせてくれました。

ナタリアさんは69歳、横浜市内で避難生活をおくっています。娘のオクサナさんと一緒にウクライナの伝統的なモタンカ人形を作ったり、さまざまなバッグや手袋などを縫ったり編んだりして過ごしています。横浜YMCAでは、手仕事の得意なウクライナのみなさんの支援として、また日本の人びととの交流もできるようにと、手作り品を販売する機会を設けています。3月19日に開催されたウクライナ支援イベント(主催:KDDI南関東総支社)では、横浜YMCAはバザーブースを設け、ウクライナの7名の人びとと一緒に手作り品等を販売し、多くの人に購入いただきました。ナタリアさんはその売上をウクライナに住む夫に送りました。2人は動物が大好きで、ウクライナの家では「ニューシャ」という名前の猫を飼っています。ロシアがウクライナに本格的に侵攻して以来、町には残念ながら飼い主のいないペットたちが増えていきましたが、2人は常に、そのペットたちの世話も忘れてはいませんでした。ナタリアさんがバザーで得た収益で、2人はウクライナでホームレスとなっているペットたちに、良質なフードや缶詰をたくさん買うことにしたのです。ニューシャは真っ先に試食して、その良さを実感したそうです。

  

「ウクライナで戦争が始まった当初から、傍観していることはできないと自分にできることを考えていました。占領下でもあきらめず、防護服を縫い、多くのウクライナ人と一緒にカモフラージュ・ネットを織り、人道的な目的で毛布を縫いました。このような恐ろしい時代に、避難してウクライナから遠く離れている自分にとって、祖国を助ける機会があることをとてもうれしく感じています。横浜YMCAのみなさんの優しさと配慮、バザーの機会を実現してくれたことへの限りない感謝を伝えたいです。」

横浜YMCAでは、ウクライナのみなさん一人ひとりが自身の持つスキルや知識で自分自身を表現したり、日本人と交流を持ったり、自己肯定感の向上にもつながることを願い、横浜YMCAで行われるバザーなどにも招待しています。

(ウクライナ支援担当:リリア・ゴルロ)


2023年5月10日水曜日

第54回 全国YMCAリーダー研修会報告

第54回 全国YMCAリーダー研修会報告
 5月4日(木)〜6日(土)2泊3日、岡山県の倉敷市自然の家において、第54回全国YMCAリーダー研修会が実施されました。(主催:全国YMCAウエルネス担当社会、主幹:YMCAせとうち・姫路YMCA)天候にも恵まれ自然を感じながら実施することができました。横浜YMCAからは9名のユースリーダーと1名の引率スタッフ、計10名で参加しました。
今回の研修会のテーマは
Youth must go on~見えていないものが ほらそこに~』
 最近の状況を踏まえ抗原検査を実施しこの研修中はマスクを極力しない形での実施となりました。コロナ禍以降マスクなしで、お互いの表情をみながら過ごした事は通常が戻りつつあることを実感できた3日間となりました。
 リーダーたちは様々なアクティビティを通してgo onし続けるためには?ということを、五感や心で感じた3日間になりました。共に笑い、話し合い、悩んだこの研修はきっとひとり一人の宝物になったはずです。今後この研修で得た事を活かせるようにしていきます。
詳細の報告は、YMCAせとうちのホームページをご参照お願いいたします

【参加リーダー】
うるリーダー(中央YMCA)、マッキーリーダー(北YMCA)、ちさリーダー・たいきリーダー(以上・湘南とつかYMCA)、むしゃリーダー・ぽむリーダー・しいたリーダー(以上・川崎YMCA)、たけリーダー(厚木YMCA)、ひよリーダー(YMCA山手台センター)
引率:渡邊 祐介(川崎YMCA)

2023年5月9日火曜日

体験を平和につなぐ vol.22

 7月7日と聞いて

 私が高齢者施設の管理者であった時に、昼食を利用者の方々と一緒に摂りました。そこで、ご高齢の方々の様子を見せていただきながら、交わりの時を楽しみにしてました。ある年の七夕の日に、テーブルでご一緒したご婦人に「今日は、7月7日ですね」と、声を掛けましたら、ご婦人は「あの日から、戦争の渦に巻き込まれてしまって…」と、おっしゃいました。「そうでしたね。盧溝橋の事件から中国全土に戦線が広がり、国民の誰もが苦労をしたその始まりの日でしたね」と、戦時中の苦労を聞かせていただきました。そのご婦人にとって、7月7日は七夕の思いよりも、あの日中戦争の始まりの日として、脳裏から離れられない日であったのです。

 7月7日と聞いて、盧溝橋事件のことを口にする方は、今は、ほとんどなく、ある年齢以上の方に限られると思います。それは、1937年のことで、当時、私は小学生でした。私の家族は、北朝鮮の田舎に住んでおり、「定州(チョンジュ)」という町の小学校に汽車通学をしておりました。そこは、「平壌(ピヨンヤン)」と、中国との国境の街、「新義州(シニジュ)」との中間点に位置してました。急きょ戦時体制となり、軍事輸送が優先され、軍用物資そして軍人・軍馬が列車で北へ北へと輸送されるのを目の当たりにしました。

 (元横浜YMCA常議員・元大和YMCA運営委員長 髙橋信夫) 


いつの間にか

4月1日に新年度の職員始業式を、日本キリスト教会横浜海岸教会にて行った。創設の地で行った始業式の中で、同教会信徒でYMCA会員であった鈴木秀男さんについて『横浜YMCA百年史』(大和久泰太郎著)から紹介した。

鈴木秀男さんは、1884年生まれ、1902年に受洗し戦争反対の演説会を開催するなど平和を求める活動をしていた。1905年1月召集、同年7月1日に奉天にて戦死と、横浜青年第9号(同年11月)に掲載された、とある。日露戦争以降も約40年の間に、多くのクリスチャンやYMCA会員が戦争の犠牲になったことだろう。

横浜YMCAは、1930年代後半に入ると「時局特別事業」として、戦地への慰問事業を行った。大和久さんは、「平和を願いつつも国家によって戦いの中に組み込まれた多くの若者たちへの奉仕」を「日支事変に始まる中国大陸や、アジア各地への侵略戦争そのものへの考察にまでは及ばず、単純に戦線にある兵士への奉仕という観点から」この事業に関わっていったと指摘している。

戦後、横浜青年1952年8月号には前年に結ばれ、4月に発効された講和条約や日米安全保障条約を背景に会員の声として「あの日に誓った平和国家や文化国家の建設はいったいどうなったのか。戦争放棄とか民主主義とかの理想はいつの間にか行進曲の太鼓の音にとって代わられようとしている」との警鐘が寄稿されたとある(同百年史)。

「いつの間にか…」今も似たような状況にないか。他国の侵攻、紛争、有事の想定など多くの情報が人びとを不安にさせ、防衛費が増え、他国への攻撃が肯定されるようになっていないか。「あの日に誓った」こと、その想いを継承しなければならない。

                            (総主事 佐竹 博)

2023年5月8日月曜日

2023ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーン特別トークイベント「子どもたちの力を引き出す大人の役割」実施報告

子どもたちが一人ひとり自分たちの能力を発揮できるよう
大人の関わり方を考える機会となりました

4月29日(土)に23年度ヘルシーキッズ&ファミリーキャンペーンの特別トークイベント「子どもたちの力を引き出す大人の役割 ~怒らない指導、ペップトーク 大人が変われば子どもが変わる~」を元全日本バレーボール代表の益子直美氏(社団法人日本バレーボール協会理事)、齋藤真由美氏(群馬銀行グリーンウイングス監督)をお招きして、湘南とつかYMCA会場、YouTubeライブ配信のハイブリッドで行いました。

当日は、会場81名、オンライン視聴137名の合計218名となり、多くの方にご参加いただけた盛大なイベントを実施することができました。

トークイベントでは、子どもたちの能力を発揮させるために大きな影響を与える周りの大人たち(家族や指導者など)がどのように子どもと関わることが望ましいのかなど、お二人の今までのご経験から様々なお話しを伺うことができ、とても楽しい明るい雰囲気の中、あっという間にイベントの時間が過ぎていきました。


今回のイベントでは、テーマにそったとても興味深いお話しが沢山あり、多くの学びがありました。

横浜YMCAでは今後も会員、また一般の方に向けて、様々なテーマに対するイベントを実施していきます。

ぜひ、皆さまのご参加をお待ちしております。

(横浜YMCA 健康教育事業部)

2023年5月2日火曜日

【三浦市民交流センター】三浦市長を表敬訪問


三浦市民交流センター 2023年4月から5年間の新たな期間も指定管理者として選定

2019年6月に開設した三浦市民交流センターは、NPO法人YMCAコミュニティサポートが指定管理者として運営をしています。第1期の指定管理期間を終え、この4月から5年間の新たな期間も指定管理者として選定されています。

2023年度を迎え、佐竹博横浜YMCA総主事と高村文子三浦市民交流センター館長が、三浦市長を表敬訪問しました。
開館当初は、初年度からコロナ禍による閉館などを余儀なくされましたが、利用制限の緩和により、徐々に利用者が戻ってきています。また、ベイシア三浦店の店舗に公共施設が入る形の新しい運営により、買い物客や小網代の森への訪問者があること、市民活動に行政や企業、学生との連携などによる市民協働で、高齢者の活躍の取り組みに注目が集まっていることなどが話題に上りました。

吉田英男市長からは、YMCAのグローバルなネットワークや民営による自由な発想への期待の言葉をいただきました。




 (担当 三浦市民交流センター 高村)

2023年5月1日月曜日

【健康教育部】キャンプディレクター研修会 参加報告

 4月28日~30日で、山梨県にある「東京YMCA山中湖センター」にてキャンプインストラクター・プログラムディレクター資格認定研修会に横浜YMCAより8名が参加してきました。
主催となる東京YMCAを始め・埼玉茨城東山荘高尾の森わくわくビレッジからも野外教育担当・ウエルネス担当者が集まり研修会が行われました。
山中湖の畔にあるセンターは今年100周年を迎え我々を迎え入れ研修がスタート。


まずは体を動かして子どもたちのキャンプ同様に、アイスブレイクゲームやチームビルディングのアクティビティで和やかで活発な時間を過ごしました。

ペアで全身を使ってジャンケン!遊びながらストレッチ!

子どもたちの気持ちも考えながら楽しくゲームができました
同い年のスタッフ!


初めて会うスタッフも多い中ですが、すぐに打ち解けて信頼関係も築くことが出来てきました。夕方からは、キャンプの歴史や目的を持って伝えることの再確認を行い、夕食後は火を囲んで、ベテランスタッフによるキャンプファイヤーで更に心を一つにすることが出来ました。

グリーンチャペルで朝の礼拝が行われました

2日目は、グループでテーマに沿った話し合いを行い活発な意見交換を重ねた後、各YMCAの魅力を伝える5分間スピーチではひとり一人緊張しながらもテーマを決めて紹介する時間もありました。午後より山中湖でビックカヌーとボートのアクティビティ!


ローイングボートやビックカヌーではバディを組んで安全に!



風が少し強かったですが、皆で力を合わせて漕ぎ一体感も生れました。湖畔に出られなかった時や待ち時間で出来る2人組でのビンゴは夢中になり時間を忘れるほどでした。


夕方からは最終日に小学生対象にグラウンドで行うアクティビティを考え、それぞれ役割を決めながら進められ、更に意見も出てくるようになりました。夜からは曇り空で雨の予報も心配はありましたが、一日の終わりに東京YMCAのスタッフによるキャンプファイヤーで更に皆の距離も近づき最後の夜を火を囲み過ごしました。

火を囲んで活動をふりかえりながら楽しみました!

最終日は朝から雨ではありましたが、室内で昨日考えたプログラムを皆で楽しみ評価し、ふりかえりも行いました。

2日目のキャンプを想定してグループで協力していきます

ポーズを決めて、相手のグループに間違えを見つけてもらおう!

わたしたちのポーズをしっかり覚えておいてね!

これからの野外教育について語ったことを発表しました
  
3日間のまとめてして今後の野外教育についても話し合い発表の場もあり、夏に向けてキャンプの準備として子どもたちにYMCAキャンプの願いを伝えられるように良い時間を共に過ごせました。
横浜YMCAでのサマーキャンプの募集までもうすぐです。
たくさんの子どもたちと逢えることを楽しみにしております!

横浜YMCAキャンプスタッフ一同