2015年11月17日火曜日

国際フットサル交流

横浜YMCA 地域交流事業「Enjoy Futsal!」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
11月14日に、中スポーツセンターで、カンボジア、バヌアツ(社会基盤整理における事業管理)の研修員がe-Vo(国際ボランティアグループ)のサッカー好きを中心として集まった一般の参加者15名と一緒にフットサルで交流しました。中にはアメリカや日系ブラジルの方もいて、国際色豊かなフットサルになりました。“サッカー”は世界の共通語なのか、それぞれの国としてのサッカーの特徴はあれど、始まってしまえば国が違っても1選手として言葉は関係なく楽しくプレイすることができたようです。
運動不足の研修員には良いエクスサイズになったと同時に、「FIFAが世界にひろめてくれたから!?か、横浜でいろんな国の人が気持ちよく一緒に楽しみを分かち合えたのは、素晴らしいことでした」と翌日、筋肉痛の体をさすりながら語ってくれました。
JICA横浜-YMCAデスクでは今後もスポーツなどを通して横浜市民と楽しく交流できる機会も作っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

2015年11月16日月曜日

寿司作りを体験しました

横浜YMCA 地域交流事業「寿司つくり体験SUSHI Making & Eating!」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
 11月12日にJICA横浜国際センターでモンゴル、ザンビア、フィリピン、トルコ、バヌアツ、東ティモール、フィジー、ケニア、(社会基盤整備における事業管理)。ブラジル2(里山野生動物管理と里海の漁業管理制度、バイオテクノロジー)、インドネシア(海上保安実務者のための救難・環境防炎)の研修員11人が参加し、お寿司作りに挑戦しました。当日はボランティアグループから6名参加いただき、衛生面に配慮いただきながら寿司飯など準備して頂き、作り方を丁寧に教えて頂きました。生魚は使わず、海苔を使ってカルフォルニアロールや細巻きを作りました。
中にはいろいろな具材を盛り沢山に入れすぎてあふれているものもありましたが、力加減やコツを聞いて、皆さんはだんだん上手に楽しく作ることができました。
作った後は、皆で「いただきます~!」と味噌汁と日本茶を一緒に頂ながら、おしゃべりタイム。最後は「ごちそうさまでした!」の発声とともに楽しいひと時となりました。沢山できた寿司はパックに入れて持って帰るほど残らず食べられて、「作ることは楽しかったし美味しかった。皆さん親しみやすく親切に教えてくれました。海苔があれば自国でもやってみたいです。」との感想がありました。
JICA横浜-YMCAデスクでは文化を学びながら料理などを実践し、様々なボランティアグループとも交流しながら体験できるプログラムを行なっていければと願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

2015年11月11日水曜日

おにぎりはピクニックの定番!?

横浜YMCA 地域交流事業「Soft Volleyball Festival」参加のご報告

 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
 11月8日に戸塚区踊り場地区センターで行なわれた、ソフトバレーボールフェスティバルにバヌアツ(社会基盤整備における事業管理)、ケニア(社会基盤整備における事業管理)    の研修員が参加致しました。
 「今日は寒いから傘をささないと風邪ひきますよ」と言っても、「小雨だから大丈夫」と、短パンで傘もささずに元気に駅に向かうバヌアツの研修員。地下鉄のホームまで下っていく階段に「どこまで下っていくの?」「快速はどうやって乗るの」と不安げなケニアの研修員。しかし乗れば時間通りにスムーズに流れる地下鉄に満足げな表情でした。
 駅名の確認や日本の交通事情についての話をしながら地区センターに到着しました。 
 フェスティバル参加の皆さんには温かく迎えて頂き、国紹介などした後、グループに混ざって参加しました。皆さんがルールやチームを親切に教えてくださり、気さくに話しかけて迎えてくださったので楽しく過ごせました。
 チームは予選グループで負けてしまいましたが、気持ちよく体が動かせ、コミュニティ活動を体験できてよかったです。
 試合後は予定外でしたがグループの方々に、お昼のおにぎりパーティーによばれて、研修員は「おにぎりは日本風ピクニックの定番ですね!?」とファミリーのように迎えていただいた方々に感謝をしつつ大変感激していました。
 イベント参加の皆様や昼食に招いて下さった方々ありがとうございました。踊り場地区の方々にもケニアやバヌアツの国を知っていただく機会になり、身近な国際交流となったのではないでしょうか?
 これからもこのように、コミュニティに入って地元の皆さんと交流したりする機会も作っていければと願っています。

(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)


2015年11月10日火曜日

心に響く和の響き

横浜YMCA 地域交流事業「Japanese Traditional Music Concert」鑑賞のご報告

 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
11月7日にはフィジー(社会基盤整備における事業管理)、トルコ(社会基盤整備における事業管理)、ケニア(社会基盤整備における事業管理)、ブラジル(服飾造形・バイオテクノロジー)の5名が港北公会堂で行なわれた「鼓粋」のコンサートに行きました。「鼓粋」は伝統的な和太鼓の響きを大切にし、新しいサウンドをとり入れ独自で作曲した創作和太鼓で神奈川県を中心として様々なイベントやレセプションで発表し活躍する太鼓集団で、今回はご紹介いただき鑑賞することができました。
 研修員たちは日本でも、そうは見られない大勢での太鼓の演奏に度肝を抜かれ、最初はその迫力に圧倒されていました。
その後も体全体を使って奏でる大太鼓や三味線や篠笛とのコラボ、剣の舞や日本の曲も織り交ぜながらの演奏に、前のめりで食い入るようにみている研修員でした。
 ライブで感じる音楽は空気の揺れも肌で感じ、日本古来の楽器が躍動する音楽を体感できたようです。「母国にはこのような太鼓は無いし、すごい!感情の波が心を打ちました。」との感想がありました。
公演後は演者の方々と一緒に撮影をしていただきましたが、和の文化をライブで感じる貴重な機会となりました。このように、今後もJICA横浜-YMCAデスクでは実際に体験し感じるプログラムを行なっていく予定です。

(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)

総主事コラム ブログ 2015年11月

「遠い呼び声でも」

赤ちゃんの泣く声に
かけて行く若いママ
ママの呼ぶ声で
かけて行くパパ
ママの耳は赤ちゃんの側
パパの耳はママの側
どんな遠い呼び声でも
愛の耳は聞き分ける
神さまを愛していると
神さまの声が聞こえ
かけていけるでしょう
パパとママとあかちゃん
(山内修一作詞・作曲)

 水害の被害にあった常総市へボランティアに行き、水に浸かった老夫婦のご自宅に伺った。「泥だらけのものでも大切な思い出が詰まった宝物。被災者に寄り添い丁寧に」という指示に従い、言葉少ないご夫婦の声を聞き分け、時間をかけて荷物整理を行った。
 お子さんの幼稚園時代の記念品が出てきた。「あの時の歌が素敵だったの」と思い出した詩のワンフレーズを語られた。周りにいた保育士や私も思い出し歌ったのがこの詩だ。腰の曲がっていたおばぁちゃんが、微笑み背筋をまっすぐにして一緒に歌いだしたのには驚きと感動を覚えた。歌ってからせきを切ったように笑顔で語りはじめ、多くの重荷の一つを下ろしたようだった。 
 11月は児童虐待防止推進月間だ。この歌は幼稚園の集会の微笑ましい様子を見て作られた。歌のようにパパとママがそろっていない、孤立しやすい一人親家族も多い時代だ。つながりをつくり、遠い呼び声を愛の耳で聞き分けるような子育て支援がより一層求められている。一緒に遊び歌うことで重荷が軽くなる。何よりも、この詩のような情景を見守る人々の存在が大きい。地域社会で子育て中の親子に笑顔で声をかけ、手を差し伸べる小さな働きかけが親子の笑顔を取り戻すきっかけとなる。「一人じゃないよ」と伝えることが大切なのだ。
(横浜YMCA総主事 田口 努)

親子でサッカー楽しみました

横浜YMCA ファミリーサッカーキャンプご報告

 ファミリーサッカーキャンプのご報告です。
 2015年10月31日(土)~11月1日(日)に三浦ふれあいの村でファミリーサッカーキャンプを行いました。
 今回は、23組(55名)の方にご参加いただきました!みなさまありがとうございます。
 サッカーは低学年(幼児、小学1、2年生)高学年(小学3、4、5、6年生、中学生)に分かれて行いました。
 1日目はボールを使ったウォーミングアップなどで体を温めながら練習をしました。
 親子でボールをパスしたりドリブルレースをしたりみんな一生懸命に取り組んでいました。
 サッカーが終わるとお楽しみのバーベキュー!
 「お腹すいたー!」「はやくたべたい!」という待ちきれない声がたくさんでした。
 皆で協力をしながら焼きそばやフランクフルトを焼いてサッカー後のバーベキューは最高でした!
 ちなみにかとけんリーダーはつまみ食いをしていました。。。

 2日目は試合中心に行いました。
 親子で試合や子どもVS子ども、お父さんVSお父さんなどルールの変わった試合で楽しみました!
 たくさんゴールを決められてうれしかったですね!
 沢山走って喜んで楽しんで、サッカーも親子の絆もこれでばっちり!?なファミリーサッカーキャンプでした。

 また来年ご参加をお待ちしております!

(横浜中央YMCA 加藤)


2015年11月2日月曜日

「すごいっ!」「きれいっ!」

横浜YMCA 地域交流事業 「古民家見学バスツアー」ご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、今回は10月31日に古民家見学バスツアーを実施しました。
研修で来日した参加者9名、トルコ、バヌアツ、カンボジア、東チモール、フィジー、ケニア、イラク(社会基盤整備における事業管理)。ブラジル(生物圏保存地域持続可能な開発)、インドネシア(海上保安実務者のための救難・環境防炎)と日本人参加者2名、YMCAデスクスタッフ2名というメンバーでした。
事前の天気予報では雨かもしれないということだったのですが、実際には曇り。バスの窓から横浜の街を眺めながら、みなとみらいの特徴、ランドマークタワーや大観覧車の説明、高速に乗ったところで自動車産業や季節の説明をしました。皆さんは興味深そうに車窓の景色を眺めていらっしゃり、日本語も大きな声で練習しました。数字の1から20を教え、今日の参加者の人数を日本語で数えられるようになりました。「すごい!」「きれい!」と、きっと紅葉を見たら皆さんがおっしゃりたいだろうなという言葉も覚えました。バスは50分ほどで川崎市立日本民家園に到着しました。
10月末の日本民家園はところどころ紅葉しており、山の空気もおいしく、バスを降り立った途端に研修員皆さんのわくわくした感じが伝わってきました。現地ではガイドボランティアグループの方々の詳しい説明をお聞きすることができ、参加者の皆さんも熱心に見学し、質問をしていました。民家園に展示してある茅葺屋根の建物や博物館の室内展示も大変充実しており、英語表記もされていたため、わかりやすいようでした。
2時間ほどの民家園見学。広い園内を回りきるにはもう少し時間が必要なようでしたが、自由時間を経て、正門でボランティアガイドさんにお礼とお別れをし、民家園を後にしました。   
帰りのバスでは自由なおしゃべりを楽しんだ後、スタッフが「あ~きのゆうひ~に♪・・・」という「もみじ」という有名な日本の秋の歌を教えました。皆さんもがんばって歌ってくださいました。
何とか天気に恵まれ快適なバスの旅を行うことができました。今後ともこのような楽しいプロムを通して、日本の文化や生活を知ってもらい研修員と地元の方々との交流を行っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)