2021年11月25日木曜日

SDGsよこはまCITYセミナー「タイ・パヤオセンターから学ぶ持続可能な農業」のご報告

1120日、横浜YMCA国際・地域事業では「SDGsよこはまCITY 国際協力・多文化共生からのアプローチ」に参加し「タイ・パヤオセンターから学ぶ持続可能な農業」と題しセミナーを開催しました。

パヤオセンターは、タイ北部パヤオ県ドッカムタイ郡にある児童保護シェルターです。1994 年から横浜 YMCA とバンコク YMCA が協働で「プロテクト・ア・チャイルド」として、センターを拠点に山岳少数民族の子どもたちの人身売買予防と教育支援活動を行っています。パヤオセンターでは、子どもたちの教育支援の傍ら、持続可能な農業・有機農法によって子どもたちの自立を支えています。

オンラインで現地とつながる今回のプログラムでは、パヤオセンターのスタッフによる自己紹介の後、子どもたちがウェルカムダンスを披露しました。

パヤオセンター所長Saenwang Maneewanさん(通称ノイさん)にメインテーマであるパヤオセンターでの持続可能な農業の現状についてお話しいただきました。
センターでは有機農法による野菜栽培、堆肥作りと販売、田植えと精米作業、養鶏プロジェクト、養魚プロジェクトなどを実践しています。

講演資料:パヤオセンターの有機農業の様子

大気汚染に配慮するため、センター内の落ち葉は燃やさず、集めて堆肥を作り、有機肥料として活用しています。有機肥料はセンターで使うほか、近くの村やバンコクで販売もしています。

また、健康増進、体調管理に活用するため、ハーブをたくさん栽培していますが、ハーブは防虫効果もあるので、畑の虫よけとしての役割も果たすそうです。

子どもたちはこうした有機農業についての知識を学びながら、実際に農作業を行っています。

セミナーでは、職業訓練の一環としてパヤオセンターで作られている手芸品「パヤオクラフト」の紹介も行いました。

パヤオクラフトの紹介

セミナーの最後には、パヤオセンターの子どもたちから日本語の歌のプレゼントです。以前駐在していた日本人ボランティア教えてもらったという歌を、上手に歌ってくれました。

子どもたちによる日本語の歌のプレゼント

今回は、日本全国及びタイからも25名の参加者があり、子どもたちの元気な笑顔を見ることができました。
参加者からはさまざまな質問が出て、パヤオセンターで行われている環境にやさしい取り組み、SDGs目標実現とのつながり、及び子どもの現状に関心が寄せられていました。

横浜YMCAは引き続き国際・地域事業の募金活動を通してパヤオセンターの子どもを支援していきます。

(国際・地域事業)