2021年11月11日木曜日

高校生の訪問がありました!(国際・地域事業)

 【湘南学園高校 フィールドワーク】

11月9日午前中、横浜YMCAの国際交流と教育支援の取り組みについて話を聞いてみたいと、湘南学園高校の高校生4名のフィールドワークの来訪がありました。

最初に、生徒の皆さんの質問からインタビューに入り、国際・地域事業スタッフより戦争や貧困などの理由で教育体制がうまく整っていない発展途上国や地域、教育にアクセスできない家庭、性差別や経済的な理由で進学できない子どもがいるという課題について話をしました。引き続き、横浜YMCAのタイにおける子どもたちの生活・教育支援プロジェクト「プロテクト・ア・チャイルド」「タンタワン奨学金」、ミャンマーにおける医療福祉・公衆衛生活動、カンボジアにおけるチャイルドケアセンターの取り組みを紹介しました。

そして、海外の教育格差だけではなく、日本国内でも教育にアクセスできない外国につながる子どもたちの現状など、身近な多文化共生社会の課題についても言及しました。


インタビューの後、横浜YMCAの施設を案内し、教育に関する事業や、館内で掲示しているチラシを見ながら国際・地域協力事業の取り組みを紹介しました。


高校生の皆さんからは活発な質問が出て、日本国内外の教育格差、理想的な教育体制に関する感想と国際交流経験の話もありました。日本国内及び海外の教育課題に目を向けている熱心さが伝わりました。


【明治学院高等学校 パヤオプロジェクト】

同日の午後、明治学院高等学校の高校生3名がパヤオプロジェクト販売用のパヤオクラフトを購入するため来訪しました。


パヤオクラフトとは、横浜YMCAとつながりのある、タイ北部パヤオ県にあるYMCAパヤオセンターで作られている手工芸品です。YMCAパヤオセンターは人権が守られない状況にあって保護された子どもたちが暮らす児童保護施設です。子どもたちはセンターで教育の機会を得て、自立のための知識や技術を習得することができます。

今回、明治学院高等学校のパヤオプロジェクトの皆さんはパヤオクラフトを高校で紹介・販売する予定です。売上はパヤオセンターの子どもたちの支援につながります。ご協力ありがとうございます。


私たち横浜YMCAも引き続き、国際・地域事業のプロジェクトを通して必要としている方々を支えていきたいと思います。国際・地域協力事業の詳細はこちらでご確認ください。https://www.yokohamaymca.org/asp-products/kokusai/

(国際・地域事業 肖)
#はなれていてもつながっている