2019年9月6日金曜日

折り鶴で思いをつなぐ平和への祈り

2019年で広島・長崎に原子爆弾が投下されてから74年を迎えました。

2018年に日中韓YMCAの若者たち(以下、ユース)が中心となって、5月5日原爆の子の像建立記念式典にむけ、全国のYMCAで千羽鶴を折り広島へ送る活動が行われました。全国から2万2千羽の鶴が集まり献納されました。

取り組みの2年目となる2019年は8月6日の原爆の日に向けて、全国のYMCAで折り鶴が折られました。横浜YMCAには平和への想いが込められた2,650羽もの折り鶴が、厚木YMCA(YMCA健康福祉専門学校、YMCAあつぎ保育園ホサナ、学童クラブ)、YMCA ACT、YMCAかわさき保育園、鶴見中央地域ケアプラザ、生麦地域ケアプラザ、のんびりんこ、東本郷地域ケアプラザ、YMCAマナ保育園、大和YMCA、矢部小学校放課後キッズクラブ、本部事務局から寄せられました。


広島へ届けられた折り鶴は千羽鶴となり、第41回広島YMCA国際青少年平和セミナー(2019年8月4日~8日)に参加したユースによって、全国から集められた折り鶴とともに、天候の関係で8月7日に原爆の子の像に献納されました。YMCA健康福祉専門学校からも5名がセミナーに参加し、国内外のユースとともに、ヒバクシャによる被爆体験の講演、原爆資料館での核兵器被害に関する実相の見学や平和記念公園におけるフィールドスタディ、リーダーが企画した平和ワークショップ等を通して、平和について考え、平和のために一人ひとりに何ができるかについて話し合う経験をしました。

折り鶴をお寄せくださった皆さまにこの場を借りて、御礼申し上げます。





(国際・地域事業 白井美穂)