2016年6月22日水曜日

草月流生け花にチャレンジ

横浜YMCA 地域交流事業「“IKEBANA” program草月流 生け花」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流の機会を設けています。
 6月16日にJICA横浜国際センターでブラジル3(医用材料と再生医療、カイゼンと5S)、フィリピン(船舶と安全)、ドミニカ共和国(カイゼンと5S)、インド(機械工学)の研修員6名が草月流生け花にチャレンジしました。
実家で蘭を育てていらっしゃる方など、花好きの研修員が集まり、日本の草月流生け花を英語で教わりました。草月流の基本である「天、地、人」の話から、西洋と違い、空間の美学を生かした生け花であることを理解しつつ自ら制作してみました。
作成後は作品を各自運んで、Y.I.Cのレストラン前にしばらく展示することにしましたが、それを見た別の研修員からは「まあ、きれい。私もやってみたい~」との要望もありました。これからも、研修員においては文化体験をしてみるだけでなく、作品を展示したりして、見てもらう機会や、自国に帰ってから思い出してやってみることの出来るような、後に残る機会を作っていければと願っています。
(JICA-YMCAデスク 石川 義彦)