2016年6月1日水曜日

ボランティアと江ノ島歩き

横浜YMCA 地域交流事業「Enoshima Tour 江ノ島ツアー」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
5月21日にブラジル(改善と5S)マレーシア(機械工学)、アフガニスタン2(生命ナノシステム科学研究)の研修員が江ノ島に行き、島ではボランティアガイドグループの2名の方に案内いただき交流しました。
参加研修員も歩くのがそんなに苦にならない方々だったのでシラスの名物を横目で見ながら、エスカーに乗ってどんどん上っていきました。
江ノ島には4つも神社があり、神社には銭洗いの池や交通安全祈願の輪くぐり、水をかけると地下から音がなるところなどアトラクション的なことも多々あり、宗教も関係なく楽しく体験できたようでした。頂上ではお昼を食べて、島の成り立ちといわれる五頭龍と弁財天(天女)の伝説の話を聞いたりして、皆で交流の時間を持ちました。その後、フラワーガーデンを通って、タワー(Sea Candle)へ上りました。
タワー頂上からみる景色に、母国には海がないアフガニスタンの研修員は「あなたの国の景色はやっぱり綺麗だね~」と気持ち良さそうに言った方がいて、ふと横を見ると、もう一人は高所恐怖症で気分が悪くなりそうでしたので早々とフラワーガーデンに戻って待っていてもらうこととしました。  
洞窟では岩屋詣でのように、火のついた蝋燭を持って洞窟を進んで昔の江ノ島神社に行ったり、像や龍神に遭遇して探検気分を満喫し、その後、海辺に出て休憩しました。
研修員からは「神社、タワー、海、洞窟、庭園・・・すべて楽しみました」との感想がありました。
結構見所もありましたが、階段も多かったので、歩くことが苦にならない研修員でよかったです。
今後も様々なボランティアグループと神奈川の見所を訪ねるプログラムも行っていければと思います。
(JICA-YMCAデスク 石川 義彦)