2016年4月8日金曜日

夜桜ウォークで交流会

横浜YMCA 地域交流事業「Night walk along a river夜桜ウォーキング」のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
 4月3日の夕方から、トーゴ(漁業コミュニティ開発計画)、ベニン2(漁業コミュニティ開発計画)、チュニジア(漁業コミュニティ開発計画)、マレーシア(メディアデザイン)、インド2(理工学研究科理論、機械工学)、アフガニスタン3(生命ナノシステム科学、工学研究科)の10名の研修員と一般7名、エジプト(県国際交流員)が参加し、事前の予約人数からずっと増えた当日参加者での出発となりました。移動中バスの車内では琴の奏でる「さくら」などの曲かけながら雰囲気を盛り上げ、日本人の花見の習慣と、これから酔っ払いに出会うであろう注意を促し、ライトアップされた幻想的な美しさを楽しむよう伝えて大岡川に行きました。
人ごみの中を歩きながらも、皆さんそれぞれトイレやお祈りタイム、興味があるところが違うのでなかなか揃って歩くのは難しかったですが、途中ポイントポイントで写真を撮りながら、だんだん盛り上がりつつ夜桜を満喫しました。
途中では、蛸を初めて見た研修員がたこ焼きに興味をもち、また、実際に金魚すくいを楽しむ姿も見受けられ、ゆっくり歩いたこともあってかそれぞれがいろんな人と話しながら初めての夜桜ウォークを楽しめたようです。
翌日研修員からは「夜の散歩はとても綺麗でした、我々はそこで多くの素晴らしい人たちと楽しい時間を過ごしました。」「私たちにとっていろいろ発見があり、日本文化を共有したり、様々な国から参加した人から多様性を楽しむこともできました。」との感想があり、一般で参加した方からは「最初は少し緊張しましたが、すぐに周りの人が話しかけてくれたのでとても有意義な時間を過ごすことができました。」「研修員の方がご自身の国の事や普段の生活についてなどとても親切にゆっくりと話していだだき勉強になりました。」などの感想を頂き大変好評な機会となりました。
これからも、日本の四季を感じ、文化を知り、多くの方とともに楽しめる機会を作っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)