2016年4月7日木曜日

花見で交流会

横浜YMCA 地域交流事業「Hanami party under the cherry blossoms 花見パーティー」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
 4月3日は朝から少しぐずついた天気でしたが、開始寸前には雨が止み、三渓園にてボランティアの国際交流横浜まどかグループ12名と花見ランチ交流を行い、マレーシア(メディアデザイン)、チュニジア(漁業コミュニティ開発)、インド2(理工学研究科理論、機械工学)4人とエジプト(県国際交流員)が参加しました。
三渓園に向う途中は日本の「桜」、「花見」に関する説明をしながら、みなとみらいの桜通りや元町公園など、まさに桜満開の場所を通って三渓園に向かいました。
三渓園では丁度、猿回しの芸を行っていて、訓練された、かわいいサルのしぐさや行動に皆さん暫し釘付け・・・。 その後は開園一番から花見場所をとっていただいた方の甲斐があって、良い場所で手作りの日本のピクニックランチを準備して頂き、様々な料理の説明をして頂きました。グループの皆様には様々な料理を準備いただき感謝です。雨も止んできて気持ちが良かったせいでしょうか、アルコールが無くても、あちこちで楽しそうな会話と笑い顔がこぼれる中、美味しい食事をいただきました。
後半には折角なので皆で「さくら」の歌を練習して、ピアニカの伴奏で歌いました。その後はエジプトやチュニジアの国の歌の披露もあって国際色豊かな会となりました。
食後には三渓園内の建築物の説明を聞きながら周りました。池の鯉に見とれている人、結婚式用の和服で撮影していた新婚さんに興味を持つ方、建築物の説明に聞き入る方、それぞれが園内散歩を楽しみ、少し冷えてきた午後を過ごしました。最後は皆で揃って桜の下で写真撮影をし、研修員代表が感謝の言葉を述べて終了!楽しかった時間はすぐに過ぎてしまいました。
翌日、研修員の感想からは、「料理も美味しかったし、多くの素晴らしい人たちと、楽しい時間を過ごせました。園の雰囲気が好きです。」と、少しは見慣れたみなとみらいの桜を見るのとは少し違って、はじめての日本でのお花見を楽しんだ様子が伺えました。
 YMCAデスクでは今後も各団体やボランティアグループをコーディネートしつつ、研修員の体験や交流の機会が持てるプログラム行いたいと思っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)