2015年12月30日水曜日

大自然に包まれる子どもたちの笑い声

富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ 実施(経過)報告part2
 富士山いちばん星キャンプ・ファンタジーキャンプ二日目を迎えました。気温は-2度、子どもたちは、寒い朝でも元気いっぱいです。
 食事は、いちばん星キャンプとファンタジーキャンプのグループが一緒になって行動します。ファンタジーキャンプのみんなに「これはできるかな?」と優しく語りかけるいちばん星キャンプの子どもたちが頼もしく見えました。食事の他に朝夕の集いも合同で行うので、お互いのキャンプの子どもたちが刺激を受けながらキャンプが行われております。
ファンタジーキャンプは、富士山YMCA冒険の森に出発です。森の中では、高い丘をロープを使って登ったり、おしりで滑り台をしながら下ったりしました。巨大ハンモックや、ターザンロープなど、大自然のアスレッチックを大満喫しました。そして冒険の森で集めた宝物を使ってのおやつ作りは、仲良くなったみんなと協力して行いました。卵を割ったり、包丁を使ったり、洗い物をしたり、みんな積極的に取り組んでいたのが印象的です。できあがりは・・・『おいしい!』自分たちでつくったからこそ、美味しさ倍増でした。自然素材を使った楽器、インドではお祭りでも使われたことがあるようです。絵を書くときの集中力には脅かされました。お家でも素敵な音を奏でてくださいね。
いちばん星キャンプは、グループごとに、「凧づくり」、「ススキの迷路」、そして、「ツリークライミング」にチャレンジしました。「ツリークライミング」では樹高16mのケヤキに登りました。木の上から見た景色に大興奮のこどもたち。最後には修了証の授与があり、その修了証裏面にはこんなことが書かれていました。「一人でも多くの方がツリークライミングを通じて木と友達になり、木や自然を守るようになることを望んでいます。
そして今日ここに、またひとり木を大切にしてくれるツリーフレンドが増えたことをうれしく思います・・・。」そんなプレゼントをもらった子ども達は自信に満ちた笑顔を見せてくれました。その他にも、手作り凧を草原で揚げたり、「ススキの迷路」をクリアするために、みんなで話し合いをしながら、動物の看板なども探しました。快晴の中、富士山YMCAのいたるところで元気な子ども達の声がこだましておりました。
 夜は合同キャンドルファイヤー。リーダーのレクリエーションや歌で、楽しく過ごしました。キャンプソング「アドベンチャーソング」の合唱がオリオン座輝く星空に届いたかな・・・
(富士山キャンプ総合ディレクター 三上淳)