2015年7月28日火曜日

で、どっちが勝ってるの?

横浜YMCA 地域交流事業 「Professional Baseball Game Watching」実施報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみを持ってもらうべく7月21日(火)に横浜YMCA東日本大震災復興応援ナイターに参加し、エジプト、メキシコ、アフガニスタン、ブラジルの研修員8名が横浜DeNAベイスターズと東京ヤクルトスワローズのナイターを観戦しました。
 出発前に日本のプロ野球、セリーグの状況や今回の復興支援ナイターの趣旨などを伝え、YMCA応援オリジナルタオルを持ってベイスタジアムまで歩いていきました。既に始まっていた時間でしたが大きなスタジアムやあふれる歓声に入場前から皆さん若干興奮されたのか、ゲートに向かう皆の足が徐々に速くなるのを感じました。
入場後すぐに、ベイスターズの挽回のホームランがでて、盛り上がりは頂点に達しようかというところ。その後もラッキーセブンに風船を膨らましたり、タオルを頭にに巻いてみたりとそれぞれが楽しみながらの写真撮影大会になりました。

チャントや選手登場時の音楽には一緒に歌い、手拍子も。よくわからない選手名を口ずさみ、近隣席の方々一緒に楽しく応援することができました。「すごいね~。楽しい。」と母国ではありえない・・・はじめての野球観戦も楽しんでいました。
後半になるにつれ記録的な大量点に少し盛り下がり気味かと思いきや、「で、どっちが勝ってるの・・・?」と楽しそうにいう人も。「観戦後にはとても大きなスタジアムと沢山の人でびっくりしました。試合はエキサイティングでしたが、ルールはもっと勉強しておけばよかったです。難しかった」「趣旨は理解していたけど、物産販売手伝えなかったので今度バザーなどあったら販売手伝います」などという感想をいただき、ルールは難しかったようですが各々がそれなりに楽しんでいた様子がわかりました。「今度はマリノスのゲームがみてみたい~」と母国ではサッカーが盛んな方々故の次への興味の話を聞きながらの帰り道となりました。
研修員には日本での貴重な経験と文化への親しみを持っていただき、市民と触れ合い、日本への理解と親しみを持っていただくよう様なプログラムを行っていければと願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)