2015年5月14日木曜日

「みなと」はPort、「みらい」はFuture

横浜YMCA 地域交流事業 「大観覧車から、みなとみらいを観る」ご報告 

横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、今回は5月11日に平日の夜プログラムとして、みなとみらいの大観覧車「コスモクロック21」に乗るミニツアーを実施しました。

普段みなとみらいにあるJICA横浜の施設内に暮らす研修員の方々ですが、研修に忙しくなかなか近隣地域を知る機会がありません。そんな皆さんのために、平日の夜に1時間だけ近隣を歩いて自分たちが住む地域を知ってもらう機会を設けました。
まずはJICA横浜の裏手の海を見ながら歩き、夕暮れのビーチサイドはとても雰囲気が良く、歩いているだけで気分転換になりました。みなとみらいの都市計画の歴史などについて話しながら歩きました。そもそも「みなと」はport、「みらい」はfuture ということも初耳だとおっしゃっていらっしゃいました。平日の大観覧車は空いていたので待ち時間も5分くらいで観覧車に乗り込むことができました。皆で相談して透明なゴンドラを選びました。すぐ近くに住んでいるのに乗る機会が一度もなかったそうで、とても楽しみでだったそうです。「みなとみらいの夜景は素晴らしい!」という声をききながら15分かけて一周しました。「ブルーライトヨコハマ」という日本の有名な歌を紹介し、横浜の街の位置関係の話をしました。
帰りはショッピングセンターの脇の遊歩道を歩きながら、日本の紙幣に肖像として載っている人物についての説明など、ちょっとした日本の情報をお伝えしながらJICA横浜に到着しました。たった1時間のウォーキングツアーでしたが、とても楽しかったとおっしゃっていただきました。今後も、近隣や横浜を知る機会や、初めての日本生活に役立つような平日の夜プログラムをシリーズ化して行っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)