2015年5月12日火曜日

田んぼ活動でどろんこ地域交流

横浜YMCA 地域交流事業 「代掻き」ご報告   

横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。
今回は5月9日(土)に、舞岡公園内で行われたYMCAとつか保育園の親子プログラムの田んぼ活動“代掻き”に研修員が参加し、24家庭、65名の家族や保育士の方々と一緒に作業し交流しました。指導員のお話を聞いた後、モンゴル、ベトナム、インドの研修員は、初めはおそるおそる田んぼに入っていましたが、雨が降らずに暖かったので、だんだん慣れてくると保護者の方々との大人同士の「すもう?」が始まり、その後は皆でドロドロになって田んぼをかき混ぜることができました。良く混ぜてから平らにする作業でしたが、研修員達は子どもたちをトンボに乗せて引いたりして、彼らにとってはとても珍しい田んぼ作業に楽しく触れることができ、日本の家族と交流することができました。また終了後も古民家を見学したり、昔のおもちゃなど日本の農作業と技術に興味を持たれたようです。
研修員からは、「少し疲れましたが、子どもたちも可愛く、日本の家族と交流ができてとても楽しかったです。お米を作る技術にも興味がわいたのでもっと詳しく知りたくなりました。」との感想をいただきました。今後も様々な機会に出向き横浜市民との交流ができることを願っています。
(JICA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)