2022年3月15日火曜日

第4回 国際・地域協力募金委員会を開催しました。

3月9日(水)、2021年度第4回の国際・地域協力募金委員会を開催し、スタッフ36名、横浜YMCA国際事業委員3名が参加しました。


開会礼拝からはじまり、横浜YMCA国際事業委員会齋藤委員長より「世界の平和を祈るとともに、募金委員がYMCAの使命を果たして募金活動に取り組み、必要とする人びとを支える姿に感動しています」とあいさつがありました。

はじめに、2月末時点の募金の達成状況のほか、募金の入金手続き、また2022年度パヤオクラフト注文に関する事務連絡について事務局よりお伝えしました。

使途先紹介では、今年度実施のミャンマー支援募金・ウクライナの緊急支援募金について報告がありました。
横浜YMCAは長い間ミャンマーYMCAと交流・医療支援活動を行ってきました。昨年の軍事クーデターから1年が経ちましたが、今なお困難な状況にあるミャンマーのことを覚え、YMCAのネットワークを通して支援を継続しています。
また、ウクライナ軍事侵攻で避難する人びとの支援のため、ウクライナYMCA緊急支援募金キャンペーンをスタートしました。委員会では、ウクライナYMCAからの動画メッセージや周辺地域のYMCAによる支援活動についての情報共有がなされ、平和を求めるすべての人と想いを一つに、ウクライナ緊急支援募金活動を進めていくことを確認しました。

募金活動事例報告では、湘南とつかYMCA、横須賀市立市民活動サポートセンター(横浜YMCA指定管理)から報告がありました。
湘南とつかYMCAでは、各部署(ウエルネス、乳児保育園、語学、学童、オルタナティブ、専門学校)が協力し合い、また地域の方とのつながりによってさまざまなアイデアで募金活動を展開しました。

横須賀市立市民活動サポートセンターは毎年恒例の「のたろんフェア」を感染症対策に配慮しながら実施し、SNSを活用した活動紹介、会場の外から見える掲示での広報などのほか、YMCAのブースでパヤオクラフトを紹介・販売するなどして、募金活動を行いました。

グループシェアでは、キャンペーン終了までにできること、また来年度の引き続き事項や提案について意見を交換しました。また、始まったばかりのウクライナ緊急支援募金も、ロシア・ウクライナの絵本を用いて子どもたちにわかりやすく伝えている様子などをシェアしたグループもありました。
今年度もコロナ禍で募金活動にはさまざまな制限がありましたが、これから新しい取り組みを企画し、オンラインで募金活動を開催するなど、アイデアがあふれていました。

最後、国際事業委員の丸谷委員、望月委員2名より「たくさんの人から少しずつ、募金が集まっていること、皆さんが情報交換しながら、悩んでいることと解決策を考えていくことが素晴らしいです」「YMCAの国際協力募金は、そういう広い範囲をカバーして支援を行っていることが非常に大切なことです。見えないところでも支援を必要とする人がいることも忘れないように取り組んでいけたら思います」と温かいメッセージをいただきました。

私たち横浜YMCAは、今、世界のいろいろな場所で厳しい状況にある人びとのことを覚え、笑顔が広がっていくよう、引き続きさまざまな募金活動を展開していきたいと思います。

(国際・地域事業)