11月より国際・地域協力募金キャンペーンが始まり、2カ月が経過しました。各YMCAでは工夫を重ねながら、さまざまな募金活動を展開しております。
1月17日(月)、2021年度第3回国際・地域協力募金委員会をオンラインで開催し、スタッフ38名、横浜YMCA国際事業委員2名が参加しました。阪神・淡路大震災から27年目を迎えたこの日、被災された人びとのことを覚え、開会に際し祈りの時をもちました。
はじめに、募金の達成状況について報告しました。12月末現在時点で、今年度の募金目標800万円に対し、およそ50%達成したことをお伝えしました。コロナ禍でさまざまな活動が制限される中、工夫して募金活動を行っている結果が表れています。また、パヤオセンターから新しいクラフトカタログも届き、来年度のパヤオクラフトのオーダースケジュールについても案内しました。
次に、使途先報告で東日本大震災(2011~)・熊本地震(2016~)復興支援の取り組みを紹介しました。コロナ禍により従来の復興支援の取り組みが難しい中、横浜YMCAは主に被災地物産販売による復興支援、被災地のYMCAへの送金で支援していることを報告しました。
募金活動事例報告では、金沢八景YMCA、横浜市舞岡地区センター(横浜YMCA指定管理)から報告がありました。それぞれ地域における募金活動の事例を共有し、金沢八景YMCAは地域の団体と連携して「金沢八景まつり」に出店したときの様子、舞岡地区センターは12月5日~25日の期間で開催した「まいおかウィンターマーケット」について紹介しました。
募金を集めるだけでなく、集まった募金がどのように用いられているかを丁寧に伝えながら募金活動を行っています。
グループシェアでは、今後の募金活動予定や募金活動を進めていくうえで悩んでいることなどについて、意見交換を行いました。
最後に、横浜YMCA国際事業委員の本間委員、ティースマイヤ委員より、「各YMCAの募金活動への感謝とともに、引き続き積極的に取り組みを進めてほしい」「これまでの多くの学びを基に新たな工夫や取り組み、アイデアを生み出していることが素晴らしい」と激励のメッセージをいただきました。
横浜YMCAでは引き続き、支援を必要としている人びとのために、さまざまな募金活動を展開していきます。
最新の活動状況は横浜YMCA国際・地域協力事業ホームページ(https://www.yokohamaymca.org/facility/global-support/)からご確認ください。
(国際・地域事業)