2017年3月3日金曜日

ともに蹴って通じる仲間

横浜YMCA地域交流事業「Enjoy Futsal!(フットサル交流会)」実施のご報告
 横浜YMCA では、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流の機会を設けています。
 2月25日にアフガニスタン(2016・農・横浜市立大学生命ナノシステム科学研究化)の研修員が、横浜市中スポーツセンターで行われたフットサル交流に参加し、市民11名と一緒にフットサルで汗を流しました。
 参加研修員は昨年秋に開催されたJICA CUP以来のフットボールイベントの参加で、市民の皆さんについていけるのか不安そうにしていましたが、参加者の中にJICA CUPで一緒にプレーした人たちを見つけるとほっとして笑顔になり、久しぶりの再会を喜んでいました。
 軽いウォームアップ後はチーム分けをし、早速1ゲーム5分ほどの試合を次々に行いました。最初、フットサルが久しぶりの研修員は他の参加者のスピードや迫力に圧倒されていました。少しずつチームの雰囲気にも慣れ、チームのメンバーからパスをもらう機会が増えてくると、積極的にゴールを狙うように。ゲームの数をこなすうちにシュートも入るようになり、ゴールが決まればチームのみんなとハイタッチで喜んだり、惜しいプレーには手をたたいて励ましたりとすっかりチームのみんなに溶け込んでいました。
休憩時間に参加者の方が「一緒にプレーをしてみると言葉を交わさなくてもその人の性格や考えていることがよくわかる。彼(研修員)は日本人と性格が似ているよ!また、是非一緒にプレーしたいね。」と話していたのが印象的でした。
研修員は市の運営する施設を利用するのが初めてだったので、フットサル以外にも卓球やバドミントンといった様々なスポーツを楽しむ市民が多いこと、また楽しめる環境が整っていることにも感心していました。
YMCAではこれからも研修員と市民の皆さんとがスポーツを通して交流を楽しめる機会を作っていきたいと思います。
(JICA-YMCAデスク 野田真由美)