2016年10月5日水曜日

熊本地震支援活動報告Vol._22

聖光学院中学校・高等学校在校生 熊本地震復興支援活動(阿蘇YMCA)
 9月23日から25日までの3日間、聖光学院中学校・高等学校の生徒7人(高校1年生、及び2年生)と引率教員1人の合計8人が、横浜YMCAの小林一郎スタッフ(本部事務局)の引率で阿蘇YMCAでの復興支援ワークキャンプを行いました。
作業は、農地支援ボランティアとして阿蘇YMCA近隣のトマト農家から集荷されたトマトをJA阿蘇中央集荷場で選別しての梱包作業や全壊と判定されている的石地区にある400年の歴史を持つ古民家において家主がようやく取り壊しを決めた母屋から引き出された家財道具の清掃と片づけ、阿蘇大橋のあった立野の土砂崩れ跡の復旧工事中の現場や宮地地区にある全壊した阿蘇神社、田園を分断した落差2mにもなる大きな断層帯などの視察見学をしました。そしてまだ200人以上の住民の避難所になっている益城町総合運動公園のアリーナでは、責任者の方からこれまでの避難所としての働きをお話いただきました。
参加した高校生たちは、それぞれに振り返りの中で、自分たちで実際に見たもの、感じたもの、そして被災地の困難さを伝えながらも、今自分たちにできる被災地支援の取り組みを考え、そしてまた仲間たちと熊本へ支援に出かけたいと話してくれました。快く生徒たちを送り出してくださった聖光学院中学校高等学校のみなさまに感謝いたします。
(引率 本部事務局 小林一郎)
(広報センター 池田直子)