2016年6月10日金曜日

戦国時代に思いを馳せて

横浜YMCA 地域交流事業「Odawara Castle Tour小田原城ツアー」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
 5月29日に、天守閣の改築工事が終わったばかりの小田原城にインド(機械工学)、アフガニスタン(生命ナノシステム)の研修員と一般参加2名で行きました。行きは和気藹々とアフガニスタンで様々な果物を栽培されている話を聞き、物価の違いや食べ物やアレルギーの話で盛り上がりました。
小田原城では、城址公園を通って重厚な門がアフガニスタンのものに似ている話などがでたり、城の壁の作りを見ながら入っていくと、戦国時代の着付けが体験できる情報館にでました。
「武士の甲冑が着てみたい」との要望もありましたので、それぞれが着付けてもらって写真撮影をすることとしました。かぶり物が重いと感じた人もいたようでしたが、皆が戦国時代のヒーローやヒロインになりきって堂々と感じられました。
新しくなった天守閣では時代背景や建築の話、発掘された陶器の話を聞きながら登りました。中は博物館になって現代風でしたが、上から見下ろす風景と心地よい風にしばらく吹かれながら、「日本って意外と緑多いですね」との感想もありました。
天守閣の一番上のところでは昨年まで研修員だった人と偶然ばったり。再会を喜び、後で皆揃って写真を撮りました。
参加者は歴史的建物を見学して時代の雰囲気が感じられたでしょうか?
今後も日本や神奈川の歴史を感じる場所や体感できることを行っていければと思っています。
(JICA-YMCAデスク 石川 義彦)