2016年4月21日木曜日

横浜YMCA派遣スタッフからの現地報告
朝のラジオ体操やボランティアによるワークがはじまっています

横浜YMCA 熊本地震緊急支援活動報告vol.4
 熊本地震から1週間目の朝を迎えました。
 熊本YMCAの指定管理施設である御船町スポーツセンターの避難所では、食事や配膳のボランティアを自主的に手伝っていただける方も多く、全体的に落ち着いた雰囲気があるようです。20日からエコノミークラス症候群の対策の一環として、朝のラジオ体操や午後の体操の取り組みがはじまっています。体操後には、参加者同士肩をもんだりして「気持ち良かったぁ」とリフレッシュした声が聞こえるようになりました。
 横浜YMCAから派遣の依田スタッフは、避難所の生活がより良い方向に改善できるよう取り組んでいます。
益城町総合運動公園の避難所に20日に開設された喫茶コーナーには、横浜YMCAを通して、「被災地の子どもたちを支援する神奈川市民の会」からの薫り高いコーヒーとYMCAとつか保育園からのおやつなどがふるまわれました。50人程が並び、避難後、はじめてのドリップコーヒーに「ほっとしました」「おいしい!」と笑顔が見られました。現地の高校生や中学生もボランティアとしてメニューボードの作成やウエイトレスとして活躍しました。「スターボックス益城店」として名付けられた喫茶コーナーにおいて笑顔でコーヒーを飲む様子が、本日のNHKのニュースやNHKラジオでも紹介されました。
避難所では、ボランティアが物資の整理や運搬、アレルギー食の配布と調査、トイレへのランタンの設置、おはなしボランティアなどが行われています。
(横浜YMCA 広報センター 池田直子)