2016年4月18日月曜日

横浜YMCAから2名のスタッフを派遣

横浜YMCA 熊本地震緊急支援活動報告vol.1
 4月14日から熊本県で発生している、マグニチュード7.3を含む連続地震で、42名が犠牲となり、11万2332人(18日午後1時現在)が避難生活を余儀なくされています。また、広い地域で交通網の寸断、停電、断水などが発生しており、現地の方々は不安の中で生活されています。
 熊本YMCAが指定管理として運営する益城町総合運動公園の体育館には1千人を超える人びとが避難しています。YMCAでは、全国からスタッフを派遣して、熊本YMCAと協力し避難所の運営、物資支援などの緊急支援活動を行っています。
 横浜YMCAでは、熊本YMCAを通じた支援のための緊急支援募金の開始と先遣隊としてスタッフ2名(熊本出身のYMCA福祉専門学校依田校長、東日本大震災時に宮古ボランティアセンターでコーディネーターとして派遣された大塚スタッフ)を18日に現地へ派遣しました。
その派遣に伴い、ネットワークでの支援を目指す「被災地の子どもを支援する神奈川市民の会」(代表 横浜YMCA田口総主事)と連携し、「被災地の子どもに「食」と「ともしび」を贈る」として、支援物資(①被災地で特に困難な状況に置かれる食アレルギーのある子どもたちにアレルギー対応の缶詰500個 ②ソーラーランタン 150個、 ③避難所でのカフェ・ヨコハマ開店用のコーヒー ④地元の野菜など)を被災地に届けます。
これらは、主に、益城町総合運動公園を指定管理する熊本YMCAと、スマトラ地震支援にかかわった大学の女性研究者、地元ボランティアが、小児科医やアレルギー食専門家のアドバイスのもと提供していく予定です。
 横浜YMCAの保育園からもアレルギー対応の食品やおやつ、使い捨て哺乳瓶、簡易トイレ、子ども用衛生用品などが支援物資として避難所に届けられます。
(横浜YMCA広報センター 池田)