2015年5月2日土曜日

‘Tsurumi Ta-matsuri’ 

横浜YMCA 地域交流事業 「鶴見田祭り」実施報告

横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流機会を設けています。

海外研修員向けの地域交流事業の最初のプログラムを4月29日(水・祝)に実施しました。今回は日本のお祭り体験ということで、鶴見神社の「田祭り」と鶴見地域ケアプラザ訪問を行いました。晴天に恵まれ、ベトナム、アフガニスタン、インド、ラオスからの長期研修員5人が参加しました。休日ということもあり、みなとみらい地区はとても賑やかでした。 
田祭りでは、鶴見神社の参道の前で、通訳の稲見さんより、田祭りの由来と、神道や神社のつくりについての説明を受け、あらためて、鳥居や狛犬や境内の参拝客の様子を見学したり、太鼓の演奏や舞台の出し物を観たりしました。皆さん興味津々で、絵馬の種類や舞台の内容までいろいろな質問が飛び交いました。
田祭りには、地域の町内会の屋台が出ていてにぎわっていました。研修員の皆さんは、町内会の方に招かれて焼き鳥を焼く体験をしたり、バナナのたたき売りでバナナを買ったり、町内会の方とお話ができて喜んでいました。
焼き鳥に挑戦!

バナナの口上を聞く参加者たち
その後、YMCAが運営する鶴見中央地域ケアプラザで休憩をし、施設長の島田さんから、地域ケアプラザの役割や施設の説明を聞き施設を見学し、交流の時間を持つことができました。
研修員たちからは、利用者の皆さんが楽しそうに過ごされている様子をみることができて良かったと言っていました。
「勉強頑張って!」との掛け声もいただきました。
YMCAデスクが実施する初めての地域交流プログラムでしたが、早速参加した研修員からは、とても楽しかったとの感想が届いています。今回は、鶴見中央YMCAの協力を得て実施をすることができました。気さくな町内会の皆さんと交流する機会を今後もお願いしていく予定です。
(国際・地域事業 高村)