横浜YMCAでは、横浜市などとともにウクライナ・オデーサ市からの子どもたちの支援を行っています。
8月18日には、KDDI南関東総支社による「原鉄道模型博物館」を見学しました。原鉄道模型博物館には原信太郎氏が製作・所蔵した貴重な鉄道模型が展示されています。ウクライナ・オデーサ市の子どもたちは、細部まで精巧に作られた大型のジオラマを見入っていました。模型コレクションには海外のものも多数あり、熱心に見学をしていました。
見学後には、お招きいただいたKDDI南関東総支社オフィスに、社員の皆さまのご寄附により多くの菓子が準備され、子どもたちは、目を輝かせて袋いっぱいになった菓子をいただきました。
午後には、交流カフェ「ドゥルーズィ」に移動し、日本の和紙に「富岳百景」を描くワークショップに挑戦しました。和紙のざらざらした感覚に色を塗ることに、はじめは違和感があったようですが、個性的な色合いで、みな次々と完成させました。LEDライトを使った世界に一つの素敵なランプに仕上がりました。
ウクライナでもこのランプに灯りをつけて、日本のことを思い出してくれることを願っています。
今回は、横浜市内で企業、横浜市、ボランティアの方々など多くの皆さまとともに子どもたちが楽しい時間を過ごせたことに感謝いたします。
(ウクライナ支援担当 石川晴美)