2017年2月1日水曜日

季節の折り紙に挑戦

横浜YMCA 地域交流事業「”Origami” Program折り紙」実施のご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流機会を設けています。
 1月25日Y.I.C(横浜国際センター)に3人のボランティアに来ていただいて折り紙のプログラムを行い、モンゴル(航空保安セミナー)、インド(機械工学博士課程)、ブラジル5(集団:日系継承教育)、と一般の方が参加しました。
 はじめに折り紙やひな祭りについての説明を聞いたあと、作成順番の絵図を見ながら、各自「ぼんぼり」もついた「内裏びな)」を作成しました。
和柄の折り紙で作成し、金屏風の前に鎮座した内裏びなは、飾りものとしても素敵な仕上がりになりました。次に「鶴のカードたて」を作ってみました。なかには鶴を折ったこともある人もいて、機用にどんどん折っていける人と先生がまわってくるまで、なかなか進まない方などもいました。
途中でボランティアの方がたから干支でもある鳥やコマ、着物など日本らしい折り紙作品のちょっとしたプレゼントがあり、皆さんから笑顔がこぼれました。
その後、季節に応じた日本の折り紙文化の話を聞き、雛人形のパンフレットや桜や桃の写真を見ながら実際の雛人形の値段を知り、大変驚いていました。
最後は2グループに分かれて皆で協力して大きな「鶴」と「亀」の折り紙作りに挑戦しました。大きな紙も意外と折っていくとだんだんと小さくなりましたが、立派な「鶴」と「亀」ができあがったので3階レストラン前に展示することとしました。
研修員はこれから迎える季節の花や雛祭りイメージを膨らませ、日本の季節も感じる文化体験になったようです。
 今後も実際に作業したり、体験や文化交流を通して、日本を感じることができるプログラムを行って行きます。
(JICA-YMCAデスク 石川 義彦)