2017年1月21日土曜日

Y.I.C(横浜国際センター)で新春イベント

横浜YMCA地域交流事業「NEW YEAR‘S EVENT&MOCHI TUKI (新春イベント 餅つき)」実施のご報告
 横浜YMCA では、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々には日本への親しみと、多くの地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど、相互交流の機会を設けています。
 1月14日にアゼルバイジャン1、キルギス3、ウズベキスタン1(青年研修中央アジア/コーカサス母子保険実施管理)、インド1(FRIENDSHIP慶応2016博士課程)、ブラジル6(日系継承教育・教師育成、医用材料と再生医療)の12名がJICA横浜のロビーで行われた餅つきイベントに一般の方と一緒に参加しました。 餅つきが始まる前からすでにロビーには多くの一般客が集まり、餅つきを体験する人の列、振る舞い餅をもらう人の列ができていました。
研修員たちも早速列に並び、餅つきを体験しました。係の人の「よいしょ!よいしょ!」の掛け声に合わせて杵を振って餅をつきました。初めて餅つきを体験した研修員は杵が意外と重く、まっすぐ振り下ろすのに苦労していましたが、テンポ良い掛け声に合わせて楽しそうに餅をついていました。振る舞い餅をもらった研修員は「柔らかくて美味しい」とすっかり気に入ったようでした。
餅つき体験の後はJICAプラザ横浜ではゆかたの着付け体験にも参加しました。研修員たちはそれぞれ自分の好みの柄や色のゆかたと帯を選び、着つけてもらいました。初めてゆかたを着た研修員はどこから手を出していいかわからず最初は戸惑っていましたが、帯を締めてもらうと表情も引き締まり、紅白幕の前でポーズをとって写真を撮っていました。日系人の研修員は、簡単に着られるゆかたに興味を持ったようでした。帯も差し込む簡易タイプであれば自分でも着られるので買って帰りたいと話していました。
また、ゆかたの着付け会場の隣で行っていたバルーンアートに挑戦する研修員もいました。係の人に教えてもらいながら風船をひねったり丸めたりして作品を作っていました。
会場のあちらこちらから楽しそうな声や餅つきの掛け声が聞こえ、研修員たちも日本の賑やかな新春の雰囲気を楽しんでいたようです。
YMCAでは今年も様々な日本の季節の行事・文化体験を通して市民と交流し、歴史や文化を学べる機会を作っていきたいと思います。
(JICA-YMCAデスク 野田真由美、石川義彦)