2016年3月2日水曜日

親子で横浜国際センターにいらっしゃい

横浜YMCA 地域交流事業 「ソフトドッジボール交流Soft dodge ball Game」実施のご報告
 横浜YMCAでは独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深めるため、地域の方々には国際協力や海外への関心を深めて頂くなど相互交流の機会を設けています。
 2月28日にNPO法人横浜こどものひろばで集まった18家族41人の親子がJICA横浜国際センターに来館しました。
 まず、皆さんは2階プラザで長野在住の信州大の大学院生のケニアの方から写真をもとに大自然や食べ物など国について紹介いただきました。 そのあと質疑応答の時間があり、積極的にこども達が手を挙げて質問しました。ケニアの方からは「僕はペットのつもりで飼っていたウサギを家族で食用として食べていました。」「現在でも一夫多妻制国家で、現奥様方がOKで、経済的に支えられるのであれば多妻も可能です。」など、みなさんにとってはびっくりする話しもあったようです。そのあと、3階のレストランに行って、各自ですきなものを選んで注文しました。特に当日はレストランに準備頂いた西フリカやアルジェリア料理を好み選らんで食べる方が多かったです。
 食後は横浜国際センターの体育館でバヌアツ(ジェンダーの視点からみた漁村開発)の研修員も参加してドッジボールをしました。研修員は最初にルールを知るためじっくり見ていましたが、途中から中に入って一緒に楽しむことができました。研修員自身も国に1歳と5歳の男の子を国に残しての研修参加で、残すところ1週間であることもあり、子どもを抱きかかえては親しげにスキンシップを試みて、自国へ想いを馳せていたようです。参加した日本人親子は「初めてJICAに来ましたが、少し海外の国が近くなる感じがして心も広く持てるようになりました」などの感想と、今後の研修員のホームビジットとしてホストファミリー登録をしてくださる方もいて、JICAにも興味を持っていただいたようです。
 JICA横浜国際センターでは様々な国に触れ、研修員との交流で世界をより近く感じることもできるかと思いますので、今後も市民との交流の機会をもっていきたいと思います。 
 
(YMCA横浜-YMCAデスク 石川 義彦)