2015年10月31日土曜日

街の灯りがとてもきれいね横浜

横浜YMCA 地域交流事業 「Beginner’s Walk」実施ご報告
 横浜YMCAでは、独立行政法人 国際協力機構 横浜国際センター(JICA横浜)の海外研修員の地域交流事業を受託し行っています。研修員の方々の日本理解を深め、来日されたばかりの方に滞在生活に役立つ情報と横浜を知っていただく機会として、今回は10月28日にJICA横浜近隣を短時間でまわるプログラムを実施しました。
本日はバヌアツからの研修員(社会基盤整備における事業管理研修)のみの参加でした。
 今回のビギナーズウォークの行き先はみなとみらい周辺です。JICA横浜の建物を出発し歩き出します。道すがらのいろいろなものを見ながら、日本文化や歴史、社会事情についてお話ししました。結婚式場からは日本人の結婚式、宗教観について。海をイメージしたデザインのホテルや国際会議場、人工的に埋め立てて造られたみなとみらい地区の都市開発、カップラーメンミュージアム創始者の発明に対する思い、温泉浴場施設では日本の国土の特徴、日本人の温泉好き。大観覧車やランドマークタワー、マリンタワーなど横浜の名所について。街の交番、都心のビル建築、電車についてといったようなことを話しながら、どんどん歩きました。
 研修員の方からも、バヌアツという国が島国であり、300以上の言語を持つ国であるといったお国事情を教えていただいたり、こちらが知らなかったことを教えていただきました。最後は大観覧車の脇に戻り、桜木町駅までの行き方をご案内しつつ、一緒にJICAに戻りました。
 プログラムの後半から雨が降り出したために、若干コースを短縮しての実施でしたが、いつものように内容の濃い時間を過ごすことができました。研修員の方は、「せっかく来日の機会を与えていただけたので研修はもちろん、このように日本の地域のことを学ぶ機会にもできるだけ参加させていただき、たくさん学びたい」とおっしゃっていました。YMCAデスクでは今後とも、近隣や横浜を知る機会や、初めての日本生活に役立つような情報提供を行っていきたいと思います。
(JICA横浜-YMCAデスク 稲見 綾乃)